デンタルフロス 歯ブラシだけで歯垢を100%落とすのは困難です。 歯ブラシだけで歯垢を落とそうと時間をかけるより、フロスを併用した方がより効果的です。 ここではデンタルフロスの効果を知ってもらいたいと思います。 デンタルフロスって何? 指に巻いて使う方法 輪っかにして使う方法 ホルダー付フロスを使用する デンタルフロスって何? デンタルフロスは歯と歯と間の歯垢を最も効果的に落とす掃除用具です。 素材はナイロン。 単に見ると1本の糸だけに見えるかもしれないが、 実は細かい繊維の束になっている。 デンタルフロスは歯の隙間が狭い人におすすめです。 広い人が使うとスカスカで逆に使いづらくなるので、そんな方には歯間ブラシをおすすめすします。 デンタルフロスの使い方には次の方法がある。 1.指に巻いて使う 2.輪っかにして使う 3.ホルダー付フロス この中で私は"1"の指に巻いて使う方法をおすすめしたい。 やり方を覚えるまでが大変だが、覚えてしまえばそれほど苦にならないはずだ。 指に巻いて使うのはなかなか難しくてできないという方は"2"で試してみよう。 それでもできない、どうしてもホルダーつきがいい!という方は"3"の方法でもいい。 だけど"3"はホルダーが付いてる分値段が高い、 指に巻くのと比べて張りが悪い、ほつれやすいという欠点がある。 フロスを指に巻いて使う方法 とりあえず私のやり方を説明します。説明も難しいし絵も書けず、 サンスターさんとライオンさんの絵がわかりやすかったのでコピーしてしまいました。 1.巻き方 @フロスを約40cm程(指先からひじまで) の長さに切ります。 Aフロスの片側を左手中指に2回ほど 巻きつけます。 指を詰めてる(怖いけどとかでない限り、 人差し指ではなく必ず中指で巻いてください。 Bさらに右手中指にはずれないように何回か巻きつけます。 あまり締めつけると指が紫色になります。 C両手の親指と人差し指でつまんで ピンと張ってみたとき、 幅が2〜3cmになるようにする。 (右手の巻く回数で調整してください) 空いている人差し指と親指を上手に使って お掃除するのがコツです。 2.挿入の仕方 歯と歯の間にゆっくりスライドさせながら入れていきます。 コンタクトポイント(歯と歯の接触しているところ)を通過するときは少しきつい感じがしますが、 パチンと勢いよく入れると歯ぐきを傷つけてしまうので注意してください。 場所により指の使い方が変わるので、下の絵を参照してください。 自分のやりやすい方法でいいです。 3.歯のこすり方 歯と歯ぐきの境目よりちょっと下、つまり歯ぐきに少しかくれるまでフロスを入れる。 ここが一番歯垢がたまりやすい場所なんです。 そして歯に沿わせてる。フロスがVの字になる感じに。 沿わせたら、ゆっくり前後に動かしながら上へ。タオルで背中をこすっているような感じで。 歯の片側を掃除し終わったら、もう片方の歯にも沿わせてお掃除するのを忘れずに。 4.こすった後は こすった部分は歯垢がついて汚くなります。 その汚い部分でまたこすっていたら掃除の意味がありません。 左指を1回巻いて、右手を1巻き戻す。 汚くなった度にこの動作を繰り返し、使う場所をだんだんずらしていく。 こうしてずらしながら使っていくといつもキレイな場所でお掃除できるというわけです。 最初にわざと右手の方をを多めに、左手指を少なく巻いてもらったのにはそういう理由があったからです。 この方法で全部の歯の間をお掃除しましょう。面倒だから前歯だけとかいうのはダメ。d(-x・)チッチッチ すべての歯と歯の間を清掃し終わったら、お口を軽くすすいでください。 フロスを輪っかにして使う方法 1.フロスの糸を30〜40cmくらいに切り、両端を揃えて 端から約2cmくらいのところで2重結びをして輪を作る。 2.中指・薬指・小指でフロスを握り、両手の親指と人差し指でコントロールしながら使用する。 挿入方法、こすり方は上記の指で巻く方法と同じなので参照してください。 3.こすった後は こすったところが汚くなったら場所をそのままずらして使っていく。つまり1周分キレイに使えます。 3、ホルダー付フロスの使用方法 ホルダー付のフロスにはI字型とY字型2種類の形があります。
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